●『四十肩・五十肩』について●
□急に肩を動かすと痛みが出た。
□夜間に肩の痛みで目が覚める
□服を着るのが困難
□手が後ろにやれない。
このような症状やお悩みはございませんか?
「四十肩・五十肩」は50歳代を中心とした中高年以降に、明らかな原因がなく肩の痛みと可動域制限が見られる疾患のことです。
肩関節の構造が変性することで肩関節周囲の炎症が起き、進行すると全ての方向に可動域制限が見られる拘縮の症状がみられるようになります。
【急性期】
疼痛が最も強い時期です。運動時痛の他に、安静時痛や夜間時痛も出現します。痛みにより可動域制限が生じることもあります。
【慢性期】
拘縮が中心で、全ての方向に可動域制限が見られます。疼痛は軽快に向かいます。
【回復期】
可動域が徐々に改善し、運動時痛も消失していきます。この様に、四十肩・五十肩には3つの病気があり、各病期は4ヶ月程度、全体として1年程で治癒していくのが一般的です。
肩関節は解剖学的な構造上、可動域の大きい関節で、急性期の痛み・炎症が強い段階で患部の安静を保つのが難しいです。急性期は痛みが強く、肩関節を動かさなくなるため、可動域制限が進行してしまいます。そのため、病期に合わせた適切な治療が必要になります。
【急性期】
患部の安静・保温・軽度の運動療法・鎮痛薬の内服・ステロイド注射
【慢性期・回復期】
運動療法を中心とし、可動域の改善を目指します。
当院では、問診後にエコー検査で炎症部位を確認します。
当院の得意な鍼灸はもちろんの事、患部の炎症をいち早く抑えるのに効果的な「ハイボルト」という特殊な電気治療も行います。
肩の筋膜が癒着して可動域制限が起こらないように、肩関節の動きに関与する筋肉にもアプローチして肩関節の可動域の改善を高めていきます。筋肉が硬くなると可動域制限にも繋がってしまうので、「運動療法」や「鍼灸治療」で筋肉の血行を改善し、自己治癒力も高めていきます。
四十肩・五十肩の症状は、日常生活に影響が出るだけでなく、進行すれば拘縮してしまいます。当院では、痛みを取る治療を受けながら、回復後に再発をしないような体作りを行っていきます。症状を再発しない為にも、肩以外の背中の筋肉や背骨の柔軟性も大切です。ご自宅や職場近くで、整骨院・鍼灸院をお探しの方は是非、はりねずみ鍼灸整骨院へご来院ください。
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水曜日休診